エンディングノートについて

相続

この記事を読むと?

 エンディングノートの概要と書くべき場面について知ることが出来ます。エンディングノートを作成しようか検討中の方や、エンディングノートについて知りたいというような方にお役立ていただける記事になっております。是非とも参考にして頂けたらと存じます。(2021年6月現在)

エンディングノートとは

 エンディングノートとは、万が一の時に備えて、ご自身の様々な情報や伝えておきたいことなどを書き留めておくノートのことです。なぜ、書き留めておく必要があるかと言いますと、ご自身が亡くなった後に残されたご家族が様々な手続きを行いやすくするためです。遺言書のような法的な効力はありませんが、可能な限りスムーズに出来るように作成される方も増えています。市販でも購入することが出来ますので、身近で手軽に作成できることもメリットであります。

エンディングノートを書くべき場面は

 エンディングノートは、万が一の時に備えるものであり、遺言書と同様に残されたご家族の手続きを簡素化するものです。そのため、ご自身が亡くなった後になるべく苦労をかけたくないと思ったら書き留めておくべきです。あらかじめ纏めておくことで、ご自身の気持ちとしても落ち着くのではないでしょうか。

エンディングノートの代表的な記載例

 エンディングノートに何を書かなければいけないという決まりはありません。しかし、ご自身の様々な情報を書く中で、重要なものはそれぞれあるかと思います。
 例えば、葬儀について。どれくらいの規模で、どういった形式で葬儀をして欲しいか具体的に記載しておくことで、亡くなった後に希望に沿った形で葬儀をしてもらうことが出来ます。
 また、遺言書について。遺言書を作成したかどうかを記載しておけば、亡くなった後に相続人が遺言書を捜索する必要もなくなります。
 そして、ご自身が亡くなったら誰に伝えて欲しいかということです。こちらを記載することにより、しっかりとご自身が望んだ伝えて欲しい人に連絡がいくようになります。

まとめ

 以上がエンディングノートの概要と書くべき場面についてでした。昨今の終活ブームにより、エンディングノートを作成する方が増えております。エンディングノートにしても、遺言書にしても、残された方々の道しるべになることは間違いありません。円滑な手続きが出来るよう、遺言書と併せて、エンディングノートをご活用してみてはいかがでしょうか。

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