動産の相続財産調査

相続

この記事を読むと?

 動産の相続財産調査について知ることが出来ます。相続財産調査をしていて、被相続人が所持していたものはどうすればいいか分からないという方や、いったいどこまで相続財産になるのか知りたいという方などにお役立ていただける記事になっております。是非ともご参考にして頂けたらと存じます。(2021年8月現在)

動産とは

 では、まず動産についてご説明致します。動産とは、衣類や写真といったものや自動車やバイクなどの乗り物、宝石や時計やブランド品などの貴重品、絵画や骨董品といった財産価値のあるものなどを言います。平たく言えば「もの」です。これに対して、土地や建物を不動産と言うのはお分かりかと思います。
 前述の通り、動産には様々な種類があります。その中でも、時価評価出来るものと出来ないもので相続財産として組み込むか決めていきます。衣類や写真など、時価評価出来ないものに関しては、形見としてそれぞれ分割や保管、場合によっては処分をします。高価な貴重品などは、共有で保管・所持するとややこしくなることがあります。しかし、こちらは時価評価出来るものではないので、共有しても構わないでしょう。

時価評価出来る動産の評価方法

 自動車やバイク、宝石や時計やブランド品、骨董品や絵画などといった時価評価の出来る動産は、どのように調査していけばよいのでしょうか。自動車やバイクに関しては、普段被相続人の方が乗られていたということが多いため、車庫や駐車場に置かれていることを確認しましょう。骨董品や絵画については、ご自宅に飾られていることが多いでしょう。宝石や時計などといった貴重品は、ご自宅で保管されている他、貸金庫で保管している可能性があります。万が一、貸金庫を借りている金融機関からの契約に関する封書などがあれば、調査しておくと良いでしょう。

まとめ

 以上が、動産の相続財産調査についてでした。動産の相続財産は時価評価出来るものと出来ないもので分けて考えておくと良いでしょう。時価評価出来るものは、相続財産目録にその他の財産として記載しておくと分かりやすいです。時価評価出来るものに関しては、動産だとしても相続財産として扱われます。しっかりと評価した上で、遺産分割していきましょう。弊事務所でも、相続財産調査をはじめとした相続手続きサポートを行っております。お問い合わせの上、是非ともお気軽にご相談頂けたらと存じます。

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