紛争性のある相続

遺言

この記事を読むと?

 紛争性のある相続について知ることが出来ます。紛争性とはどのようなことなのか知りたいという方や、そういった相続の結末や相談先、そうならない為にはどうしたら良いかを知りたいという方などにお役立ていただける記事になっております。是非ともご参考にして頂けたらと存じます。(2021年8月現在)

紛争性のある相続

 紛争性とは、端的に言うと「揉めそう・揉めている」ということです。相続人同士が納得し、円満円滑に相続が進んでいくことは一番の理想形です。しかし、必ずしもそうなるとは限りません。相続人間での遺産分割協議がまとまらず、揉めてしまう可能性も大いにあるわけです。
 なぜ紛争性のある相続が起こってしまうのでしょうか。その理由として、各相続人の思っていた以上に財産がもらえないということや、逆に思いの外財産があり、各相続人の主張が強くなるといったこともあるかと思います。多くの場合は、思い込みがあったことや相続が円滑に行く思いやりが足りないといったことから繋がります。

揉めてしまう前に

 前述の通り、相続人同士が納得して円満円滑に相続するのが理想形です。そうするためには、遺言書を書くことで揉める前に対処することが出来ます。遺言者の気持ちを載せた遺言書を残すことで、相続人の揉め事を抑制出来る可能性があります。もちろん、遺留分を考慮した遺言書を書くことが大前提になりますが、この対処法が一番効果的かと存じます。また遺言書を書くことで、相続手続きの書類が簡略化される部分もあるので、面倒な負担も少なくなるというメリットがあります。その反面、費用がかかることや作成時の一手間が必要というデメリットがあることも把握しておきましょう。

まとめ

 以上が、紛争性のある相続についてでした。しっかりと遺言書を残しておくことで、生前から相続人間での揉め事を予防しておけます。作成段階での費用や手間がデメリットではありますが、それ以降の家族に残すメリットの方が圧倒的に大きいです。円満円滑相続してもらえるように、しっかりと遺言書で備えておきましょう。弊事務所でも、遺言書原案作成サポートを行っております。お問い合わせの上、是非ともお気軽にご相談頂けたらと存じます。

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